あこがれの田舎暮らし体験ツアー報告

第一回 7月30日(土曜日)、31日(日曜日)実施

あこがれの田舎暮らし体験ツアーの第一回は、「まずは身延町を知っていただく」ということで、田舎暮らしで一番の人気である「農作業」、おいしい「食」、楽しい「遊び」を体験していただきました。
下部地区にある「湯之奥金山博物館」で集合し、一路、体験農場「結いの里しもべ」に。ここでは広大な耕作放棄地を開墾し、田畑とともにビオトープ、交流スペースを設置しています。参加者と地元の方々がともに農産物の収穫体験。この日はじゃがいも、人参、きゅうり、オクラなどの野菜を収穫、また、農業をする上で最も大変な「草取り」もお手伝いしました。 参加者の中には、土いじりは初めての方あり、家でガーデニング趣味の方ありとさまざまでしたが、皆さん心地よい汗をながしていました。また、地元企業が実施する「企業の農園」に参加している社員のみなさんとの思わぬ交流もあり、にぎやかにすごしました。

一通り作業の後は、お待ちかねの農園ビッフェ!大きなシンボルツリーの下に交流スペースとして設置されているテーブルとベンチを中心に外でのお食事です。下部町で飲食店を経営している増田さんに、身延町の食材について紹介していただき、それぞれの食材を加工した食品を、参加者・受け入れ農家の方々皆さんで召し上がっていただきました。身延町の特産品は「曙大豆」「大野菜」などですが、その他、玄米、冷やし夏野菜、オクラとろろミックス、下部温泉源泉水、赤シソジュース、シソのうす焼き、竹筒コーヒーなどなど、大満足の内容。お食事をとりながら、農家の方々との交流も楽しみのひとつ。参加者からも質問が多く投げかけられました。収穫した野菜の一部は田舎ならではの「おすそわけ」。実家に帰ってきたような暖かいもてなしに皆さん感動していました。

午後からの体験は、田舎での楽しみとして山の中で釣り三昧です。移動中は身延町役場の方々から、町での取り組み、イベントについて説明を受けつつ、「ヤマメの里」へ。マイナスイオン溢れる山の中で、ヤマメやニジマスなどの釣りをゆっくり楽しめるスポットです。「釣りは初めて」の方も多かったのですが、結果は大漁!釣った魚は自分でさばいてありがたく頂く。これまた田舎の流儀ということで、スタッフの方から指導をうけながら魚をさばいてお土産に…「身延に住んだら毎日釣りできるなー!」と帰り際に降ってきた夕立にも笑顔のみなさんでした。

第一日目、参加なさった方々の感想は…
・東京から来ましたが、もっと遠いと思っていたけれど思ったよりも近かったです。山の中は空気が澄んでいて、本当に気持ち良かった。ツアー以外でもまたぜひ遊びに来てみたいです。
・農作業も釣りも初めての経験でしたが、友人にさそわれて来てよかったです。次回の空き家見学も楽しみにしています。
・生まれが沖縄で現在東京に住んでいますが、沖縄とも東京とも違って夏も涼しく過ごしやすいのにびっくりしました。新鮮でおいしい野菜のお料理や地元の方がつくった「うす焼き」はこんなに美味しいとは思いませんでした。
・魚を家に帰って家族に自慢したいと思います。
・すぐにでも移住して、カフェを開いてみたいと思っています。今回は空き家の見学がなくて残念だとおもっていましたが、農作業体験や釣りなど、田舎ならではの体験ができ、とても楽しく、参加して良かったと思います。


あこがれの田舎暮らし体験ツアー報告

第二回 10月15日(土曜日)、16日(日曜日)実施

あこがれの田舎暮らし体験ツアーの第二回は、地域の「特産品」と体験施設について知っていただこう!そして、お待ちかねの空き家見学と実際に都会から移り住んだ方のお話を聞く…ということで盛りだくさんの内容でした。
午前中は「JAふじかわ中富」の実施している「曙大豆」枝豆収穫体験です。「曙大豆」は甘みがあり、粒の大きな大豆として人気が高いにも関わらず、高齢化により年々生産量が減少しています。「JAふじかわ中富」では、この曙大豆の良さを知っていただこうと毎年曙大豆の収穫体験会や、曙大豆オーナー制を導入し活性化をはかっています。農作業のできる服装に着替えた皆さんは、早速畑へ。JAふじかわの職員に説明をうけてからは、ひたすら枝豆の収穫です。枝から大きく育った曙大豆の枝豆をもぎ取る作業は意外と根気のいる作業。秋の晴れた一日、いい汗を流しました。

昼食は「なかとみ青少年自然の里」へ移動し、身延線甲斐大島駅前直売所のおばあちゃん方が作ってくださった手づくりの太巻き、稲荷寿司、コロッケ、シューマイ、漬物、煮物、サラダと田舎のお母さんの味、そして採りたての曙大豆の塩ゆで。いくらでも食べれてしまう美味しさにみなさん驚いていました。食事をしながら身延町に移り住んだ佐藤さんや地元の方々と交流しつつ、参加なさった方同士も話に花が咲きました。

午後からは空き家見学です。まずは都会から身延町に移り住んだ染色家藍原さんのご夫婦のお宅を訪問。空き家に移り住むにあたっての準備から、地域とのお付き合いなどなど、参加者からの質問に丁寧に答えていただきました。その後、古民家風の空き家あり、昭和の建物&隣接する畑付きの物件などなど、見学しながら詳細を聞きつつ見学していきました。中には、昔民宿をやっていたという部屋数の多い空き家など、特色ある空き家もありました。

参加者からの感想
・曙大豆は本当に大きくて甘くておいしかったです。おばあちゃんの手づくりのお食事もとてもよかった。空き家見学は現物をみて、いろいろ聞ることができて参考になりました。
・枝豆の収穫がこんなに大変だとは思いませんでした。でもとてもおいしかった。主人がどうしても田舎に住みたいといったのでついてきたけれど、実際に見学して、移り住んだ方の話を聞いたら前向きに考えたいと思いました。
・とても楽しい時間をすごさせていただきました。移り住んだ佐藤さんのお話はとても興味深かったのですが、若い人ならば自分でリフォームしながら楽しんで田舎暮らしができますが、私たちはすぐに住める午後から見た物件のようなところが理想です。隣に畑があるのはとても魅力的でした。
・農作業も食事もとてもよかったです。物件をみたら現実味がわいて、田舎への移住をすぐにでもしたいと思いました。次回見学する物件もとても楽しみです。



あこがれの田舎暮らし体験ツアー報告

第三回 2月18日(土曜日)、19日(日曜日)実施

あこがれの田舎暮らし体験ツアーの最終回。今回は身延町特産品の曙大豆を使用した味噌仕込み体験と、空き家それぞれの詳細資料を見ながら、物件の見学会です。
味噌仕込み体験は、「道の駅しもべ」にて、身延町商工会が実施している企画で1年間に500樽もの味噌仕込み体験を受け入れているそうです。参加者の方々は、味噌仕込みの支度をして本日の内容についてオリエンテーションを受けます。頭の先から長靴まで用意シテいただき、手ぶらで体験できるのもいいですね。
身延町商工会女性部が昨夜から支度をして、ちょうどいい硬さに茹であがった大豆をつぶすところから体験が始まります。みなさんで共同作業。これまた味噌仕込みの楽しみのひとつ、それぞれに大豆を分けてからはこうじと塩を混ぜ、大豆と練り合わせます。これまた力作業〜大豆を茹でた熱気とともに汗が出てきました。丸めて樽に詰めたら大正時代のワイン蔵か、温度管理の行きとどいた最新式の蔵かを選んで自分の手で蔵に入れます。

蔵から帰ると商工会女性部手づくりのお昼ごはん!これまたツアーの楽しみ。山梨県の郷土料理「ほうとう」を
曙大豆の味噌で煮込みました。お店では味わうことのできない「おふくろの味」そのままに、かぼちゃをはじめ
、人参、葱、ゴボウなど野菜たっぷり!煮物は「花豆」「きゃらぶき」漬物は「赤大根」「白菜」「梅干し」などなど。女性部の方々、スタッフのみなさんとの話にも花が咲き、おかわり続出のおいしさで大満足でした。仕込んだ味噌のできあがりは11月。途中身延町からの暑中見舞いや出来上がりのおたよりが送られてくるそうです。身延町からの便りをたのしみに、「道の駅しもべ」を後にしました。

午後からはいよいよ空き家見学です。今回の見学には事前に物件情報の資料を配布し、希望のコースを選択できるようにしました。間取り、年数、賃貸か売却か、駐車場、その他地元との付き合いなどなど、詳細にわたって調べられた物件は参加者に具体的なイメージを膨らませるものとなりました。今回は空き家調査に当った建築士も参加、物件を見ながらリフォームの質問も受けていただきました。「物件の付近にある屋根の飾りは何ですか?」と小正月の飾りについても質問。「地域の文化活動もしることのできる現地見学はやはりいいですね。」と言っていただきました。

参加者からは「こうやってきちんとした物件の詳細資料をいただいてから、空き家見学すると、具体的に田舎暮らしを準備しようとの気持ちになれる。」「地元の人とのふれあいがないと、住んでからも不安ですが、今回のように3回のツアーになると役場の方や参加者とも顔見知りになれて、すぐには住むことができなくても、またこの地を訪れようとの気持ちになれます。」「奥さんは今まで田舎暮らしには反対でしたが、今回のツアーに参加して、こちらにも住居をもつことに理解を示してくれるようになりました。」などの感想をいただきました。
身延町政策室より、「身延町は今後も空き家情報のデータベース化を進め、引き続き田舎暮らしをご希望の方々へ情報の受発信を続けていきます。」と参加者へお伝えし、今回のツアーを終了しました。

ご参加いただきました皆様、受け入れにご協力いただきました皆様、おかげさまで無事ツアーを終了することができました。ありがとうございました。